長友佑都、マルセイユ加入会見で活躍誓う 「チームを助けるためにここに来ました」
ビラス=ボアス監督、ロンゴリアSDとともに会見に臨む
日本代表DF長友佑都は、フランス1部マルセイユへの加入が決定した。同DF酒井宏樹との“共闘”などが注目されるなか、現地時間2日に加入記者会見を実施。「チームを助けるためにここに来ました」と新天地での活躍を誓った。
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2018年1月、イタリアのインテルからガラタサライへ期限付き移籍した長友は、18年7月に完全移籍。昨季前半戦は15試合1ゴールをマークしていたが、今年1月に登録メンバー外となって以降は一度も出場せずに退団が決まっていた。去就が注目されていたが、8月31日に名門マルセイユへの加入が発表されている。
マルセイユは昨季のリーグ戦を2位で終え、新シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場が決定している。アンドレ・ビラス=ボアス監督は長友の加入に際し、「経験豊富な選手を求めていた」と言及。その貢献に期待していた。
そして2日には長友の加入記者会見が行われた。ビラス=ボアス監督、スポーツディレクターのパブロ・ロンゴリア氏とともにマスク着用で壇上に現れた長友は、イタリア語で質疑応答に臨んだ。そこでマルセイユを選んだ理由について問われると、次のように回答している。
「他のチームも僕のことを欲しがってくれましたが、マルセイユでプレーするのは夢のようなことです。素晴らしいチームですし、代理人を通じてオファーを知った時、すぐに『イエス』と言いました。ここに来ることができて幸せです」
また、マルセイユの印象については「インテル時代にマルセイユと対戦したことを覚えています。凄まじい雰囲気で、情熱的でした。ここでプレーできるのは幸せなことです」とコメント。元フランス代表DFジョルダン・アマヴィとのポジション争いに対しては「素晴らしい選手で、技術的にもフィジカル的にも優れている。ただ、試合数は多いですし、全員が必要。チームを助けるためにここに来ました」と語っている。
会見の最後には「もう何年もここにいるかのように感じます」とマルセイユの居心地の良さも強調していた長友。クラブ公式YouTubeチャンネルでは「長友がプレーするのを待ち切れない?」という設問が流れ、コメント欄では「OUI(YES)」が90%を超えるなど、ファンの期待が高まる会見となっていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)