南野拓実、コミュニティー・シールドの起用法は? リバプール地元記者が南野の先発を予想
プレシーズンで好調で、「リーグ開幕に向けて、彼の自信を確固たるものとするチャンス」
日本代表MF南野拓実の所属するリバプールは現地時間29日、コミュニティー・シールドでアーセナルと対戦する。英地元紙「リバプール・エコー」では、3人の記者が先発メンバーを予想。そのなかで、ジョー・リマー氏は先発出場を予想している。
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イアン・ドイル氏は、14歳からクラブの下部組織で育ち、昨季の後半戦はスウォンジーへレンタル移籍していた20歳のMFリアン・ブリュースターに経験を積ませるべきと進言。2列目にブリュースターを起用し、セネガル代表FWサディオ・マネとエジプト代表FWモハメド・サラーを並べ、南野を控えの一番手とした。
続いて、ダン・カイ氏は、プレシーズンの期間が短かったこと、そして直前の2試合で組んだ強力な先発メンバーが仕事を果たしたことから、今季最初のタイトルが懸かったウェンブリーでの一戦も、ベストメンバーで臨むと予想している。
その一方で、南野、イングランド人MFカーティス・ジョーンズ、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーは、チームの選手層の厚さを誇示するためにも、5枠ある交代枠を使い、ピッチに立つと予想している。
そしてジョー・リマー氏は、タイトルが懸かった一戦でも「ユルゲン・クロップ監督の通常の布陣から、一つか二つの微調整が見たい」と言い、右サイドバックに欠場が予想されるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドではなく、19歳のDFネコ・ウィリアムズの先発、さらにセンターバックでは、カメルーン代表DFジョエル・マティプがオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクと、コンビを組むと予想した。
さらにリマー氏は、サラー、マネとともに南野の名前を予想先発に入れている。その理由については「日本代表選手は、リバプールの二つのプレシーズンマッチで輝かしい場面を作り出した。2週間後のプレミアリーグ開幕に向けて、彼の自信を確固たるものとするチャンスだと考えている」と綴り、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノとブリュースターをベンチスタートと予想している。
三者とも、南野の出場を確実視するが、日本時間30日0時半にキックオフを迎える一戦は、どのような試合になるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)