「世界629クラブ」を海外メディアがランキング 注目の“TOP10”、Jリーグ勢の最上位は?

「世界629クラブランキング」が公開【写真:Getty Images & AP & 高橋 学】
「世界629クラブランキング」が公開【写真:Getty Images & AP & 高橋 学】

独自指標“SPI”を用いて算出 3冠王者バイエルンが2位、南野所属のリバプールが3位

 米インターネットメディア「ファイブサーティエイト」が世界629クラブのランキングを公開し、プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティ(イングランド)が1位に輝いた。2位にはブンデスリーガ8連覇を果たし、7年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝で3冠を達成したバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が入り、30年ぶりのリーグ優勝を飾った日本代表MF南野拓実が所属するリバプール(イングランド)は3位にランクインした。日本のクラブでは、川崎フロンターレが122位で最上位となった。

「ファイブサーティエイト」は、アメリカの統計学者ネイト・シルバー氏が立ち上げたブログで、2013年には米スポーツ専門局「ESPN」が買収。現在は米放送局「ABC」の傘下となっている。独自指標のSPI(Soccer Power Index)によって、世界中の全629クラブをランキング化し、その要素には単なる勝敗だけではなく、得失点、タイトル、順位などが含まれている。さらに、保有選手の市場価値なども加味して評価される。

 8月24日時点の最新ランキングで、1位に輝いたのはマンチェスター・シティ。2位にはCL覇者のバイエルン、3位にはプレミア王者のリバプールが入った。以下トップ10には、4位にCL準優勝のパリ・サンジェルマン(フランス)、5位バルセロナ(スペイン)、6位にスペイン王者のレアル・マドリード(スペイン)、7位マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、8位RBライプツィヒ(ドイツ)、9位チェルシー(イングランド)、10位アトレティコ・マドリード(スペイン)と続いた。

 日本代表MF久保建英が期限付き移籍したビジャレアルは25位にランクイン。そのほかの日本人所属クラブでは、MF奥川雅也のザルツブルク(オーストリア/15位)、日本代表MF中島翔哉のポルト(ポルトガル/31位)、元日本代表MF長谷部誠と日本代表FW鎌田大地が所属するフランクフルト(ドイツ/43位)、日本代表MF乾貴士のエイバル(スペイン/57位)、日本代表DF酒井宏樹のマルセイユ(フランス/65位)、U-23日本代表DF菅原由勢のAZ(オランダ、67位)、日本代表FW大迫勇也のブレーメン(ドイツ/82位)、日本代表MF堂安律のPSV(オランダ/85位)などが、トップ100に入っている。

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