クロップ監督、試合前の“不可解な奇行”に対戦相手が嘆き節「本当に困惑させられる」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が試合前に必ずする行動とは【写真:AP】
リバプールのユルゲン・クロップ監督が試合前に必ずする行動とは【写真:AP】

ブライトンFWマレーが激白 「そのせいで試合前はそれで頭がいっぱいになるんだ」

 リバプールは2019-20シーズンに30年ぶりのリーグ制覇を果たし、連覇を目指すため早速新シーズンに向けて始動している。プレミアリーグ王者として連覇に臨むが、ユルゲン・クロップ監督が試合前に見せる“不可解な奇行”を対戦相手の選手が英国のラジオ局を明かしている。

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 30年ぶりのリーグ制覇を最大の目標に掲げていたリバプールは開幕から他の追随を許さぬ連勝街道を駆け抜け、圧倒的な強さを誇示した。歴代最多勝ち点記録(100)の更新には至らなかったが、32勝3分3敗の勝ち点「99」と、2位マンチェスター・シティに18差をつける独走優勝となった。

 一方、ブライトンに在籍するFWグレン・マレーが英ラジオ放送局「talkSPORT」に出演した際、試合前にクロップ監督が見せる“不可解なジェスチャー”に言及。どうやら、クロップ監督は試合前に対戦相手がウォームアップする姿をひたすら見つめるというルーティーンがあるようだ。

「誰かがそのことに気づいているのかはわからないが、彼は試合前にハーフウエーラインに沿って歩いてきて、対戦相手を観察するんだ。あれには本当に困惑させられるよ。ハーフウエーラインに立って、ただ対戦相手のウォームアップを見つめるだけなんだ。不可解に感じるよ。何をしているんだ? 自分のチームではなく、なぜ我々を見ているんだ? とね。彼は観察をやめない。全ての時間を費やして眺め続けている」

 この発言に共演者の元イングランド代表FWダレン・ベント氏も同意。「僕がダービー(・カウンティー)でプレーしている時も、彼は同じことをしていた。当時指摘していた(ナイジェル・)ピアソン監督が『どうかしましたか?』と声を掛けると、『いやいや』と足早に去っていったよ」と、ベント氏もマレーと同じ体験をしたと明かしている。

 マレーは続けて「選手全員がそのことについて『なぜ彼はこちらを見ているの?』と話している。そのせいで試合前はそれで頭がいっぱいになるんだ」と本音を吐露していた。クロップ監督にとっては対戦相手のコンディションを見極める程度の確認にすぎないのかもしれないが、対戦相手にとっては精神的な威圧を感じているのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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