バルサ退団報道のメッシ、同胞イグアインが忠告 「プレミアはスペインと似たところはない」
2018-19シーズンの後半にチェルシーでプレーした経験を基に助言
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、セリエAのインテルやプレミアリーグのマンチェスター・シティへの移籍が報じられている。そんななか、同胞のユベントスFWゴンサロ・イグアインが、イングランド行きに忠告を送った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
バルセロナとの契約が2021年6月までとなっているメッシは、これまですべてのキャリアをスペインで送ってきた。現時点でスペイン国内の他クラブへの移籍は報じられていないため、メッシがバルサを離れるとなれば、スペイン国外でプレーすることが濃厚だ。
かつてアルゼンチン代表でメッシと共闘したイグアインは、2018-19シーズンの冬の移籍市場後、約半年にわたってチェルシーでプレーした。その経験を基に、プレミアリーグ特有の難しさがあると語った。
「プレミアリーグは、僕にとってとても困難だった。6カ月の間で適応することはできなかったよ。スペインリーグと似たところは何もない。DFは蹴ってくるし、スペインのようにファウルを取ってもらえない。レオにどんな影響が分からないし、僕とは異なるレベルにいることを考えれば、それほど困らないかもしれない。でも、難しいリーグであることは確かだよ」
メッシの未来について問われたイグアインは、「メッシが何を考えているかは分からない」と話し、これまで7つのクラブを渡り歩いた経験をもとに、助言を送っている。
「彼自身が幸せだと感じられる判断を下してほしい。言いたいことは、言うべきだ。それが決断をするうえで、最も重要だ。自分が幸せになると思う決断をすることだよ。他の人が幸せになることではなくてね」
すでにバルセロナに愛想が尽きたと報じられているメッシだが、その去就について、彼自身は何も語っていない。長年、過ごしたバルサを離れ、新たな挑戦に出ることになるのか。その去就が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)