「受け入れがたい結果」 広島の城福浩監督、PK一発での惜敗を悔恨「自分たちに問題があるが…」

サンフレッチェ広島の城福浩監督が浦和戦を振り返る【写真:高橋学】
サンフレッチェ広島の城福浩監督が浦和戦を振り返る【写真:高橋学】

PKを献上したシーン以外、浦和を圧倒してゲームを進めていたが悔しい敗戦

 サンフレッチェ広島は、15日のJ1リーグ第10節・浦和レッズ戦で85分にわたって猛攻を仕掛けながら0-1で敗れる展開になった。城福浩監督は試合後、「今日の内容では勝ち点3で喜べるような感じだったと思うが、結果的にゼロというのは……」と、無念さをにじませた。

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 試合の立ち上がりも決して悪くなかった広島だが、浦和にカウンターを許すとペナルティーエリア内へドリブルを仕掛けたMF汰木康也をMFハイネルが倒してしまいPKを献上。これをFWレオナルドに蹴り込まれて前半5分に1点のビハインドを背負った。

 それでも広島は慌てることなく攻撃を組み立て、前半にはFWレアンドロ・ペレイラが決定的なヘディングシュートとオーバーヘッドシュートを放ったが、いずれもGK西川周作にファインセーブされた。さらに、後半にもハイネルの至近距離のヘディングが西川に神がかったセーブで防がれ、MF東俊樹のヘディングがゴールポストを叩いた場面もあった。

 それだけに、試合後の指揮官は「受け入れがたい結果」と、無念の言葉を残した。それは「前半はあの(PKにつながる)スルーパスを入れられたくらいで、ペナルティーエリアに侵入されたことはなかった」と、攻守両面において完全にゲームを支配していたからだった。

「今日の内容では勝ち点3で喜べるような感じだったと思うが、結果的にゼロというのは……。もちろん決定機を決められない自分たちに問題がある。セットプレーもあれだけあれば点を取りたかった。相手が前から来ようが、後ろに引こうが我々らしいサッカーというのはどういうものか、どこを崩すのかというのは目指してやってきているので、引かれても崩しきるチームにならないといけない。ただ、崩し切ったけど最後に点が取れなかったシーンもある」

 完全に勝ち試合を逃した感のある内容の広島だっただけに、城福監督は結果に対する悔しさとは別に、「内容は、我々のサッカーの志向は変えずに次に向かっていければ」とも話した。広島にとっては、内容と結果が正反対に出た痛い勝ち点ゼロになってしまったゲームになった。
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