CL史上初の快挙! ドイツ人監督3人がベスト4進出、同一国指揮官たちが欧州席巻
PSG、ライプツィヒ、バイエルンを率いるドイツ人監督3人がCL4強で顔を揃える
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間14日までにベスト4のうち3チームが出揃い、その全てがドイツ人監督が指揮するクラブとなった。同一国出身の監督3人が準決勝で顔を揃えるのは同大会史上初の快挙となった。
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今季のCLは新型コロナウイルス感染拡大による中断の影響で、準々決勝以降はポルトガルのリスボンでの集中開催となり、全てシングルレグでの一発勝負によるミニトーナメント形式で行われている。
13日までにトーマス・トゥヘル監督率いるパリ・サンジェルマン(PSG)とユリアン・ナーゲルスマン監督率いるRBライプツィヒが準決勝へと駒を進めていたなか、14日のゲームではハンジ・フリック監督が指揮を執るバイエルン・ミュンヘンがスペインのバルセロナを相手に8-2と大勝を飾り、新たに4強へと名乗りを上げた。
この3チームを率いる指揮官はいずれもドイツ出身。データ会社「オプタ」によれば、CLの準決勝で同一国出身の監督が3人揃うのは史上初となる。
残す1枠は、スペイン人のペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティとフランス人のリュディ・ガルシア監督率いるリヨンということでドイツ人指揮官による“フォーカード”達成こそならなかったが、昨季はユルゲン・クロップ監督率いるリバプールが優勝を成し遂げており、欧州クラブでドイツ人指揮官の隆盛が顕著となっている。
バルセロナを圧倒したバイエルンとアトレチコを下したRBライプツィヒのドイツ勢2チームが勝ち残っており、ドイツ勢の優勝となれば2012-13シーズンのバイエルン以来となる。この時の決勝はバイエルンとドルトムントとの同国対決で、両チームを指揮していたのもユップ・ハインケス監督とクロップ監督というドイツ人対決でもあった。
佳境に差し掛かった今季のCLもドイツ一色に染まる可能性は十分にありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)