“CL4強”ライプツィヒ監督の快進撃に独メディア注目 「史上初&4人目」の記録達成
ナーゲルスマン監督率いるライプツィヒ、アトレティコを破り史上初のCL4強に進出
RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督が、現地時間13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝アトレティコ・マドリード戦の勝利で“史上4人目”と“史上初”の記録を一つずつ達成したようだ。
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ナーゲルスマン監督は、2015-16シーズン途中にブンデスリーガ史上最年少となる弱冠28歳でホッフェンハイムの監督に就任し、翌16-17シーズンにはチームを史上初のCL出場に導くなど確かな手腕を発揮。今季からライプツィヒの監督となり、ブンデスリーガでは3位でシーズンを終えて来季のCL出場権を確保し、さらに13日の準々決勝ではアトレティコを2-1で下してクラブ史上初のCLベスト4に導いた。
ドイツメディア「SPORTBUZZER」によると、CLの舞台でディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコを破ったことのある監督は、これまでカルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリード/2014、2015年)、ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード/2016、2017年)、マッシミリアーノ・アッレグリ(ユベントス/2019年)の3人しかおらず、ナーゲルスマン監督は今回の勝利で史上4人目の指揮官になった。
さらに、ライプツィヒは今年2月に行われたCLラウンド16第2戦で、ジョゼ・モウリーニョ監督の率いるトッテナムを1-0で下しているが、同メディアによればCL優勝2回を誇る“スペシャルワン”ことモウリーニョ監督とシメオネ監督が、1シーズン中に同じチームに敗れたのは史上初の出来事だという。
ライプツィヒは、18日にパリ・サンジェルマンとの準決勝を控えている。「モウリーニョやシメオネ、それから次の(トーマス・)トゥヘルと自分との勝負というのは大事ではない。サッカーはあくまでもチームスポーツ」とナーゲルスマン監督はアトレティコ戦後に語っているが、準決勝で実現したドイツ人指揮官同士の対決に対する同国メディアの関心は高まりつつあり、33歳のナーゲルスマン監督がさらなる“名将斬り”を達成するかにも注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)