ドルトムント香川に逆風!? ライバルがダルムシュタット戦でアシストの働きで及第点ゲット

MFカストロが先発で2−0勝利に貢献

 日本代表MF香川真司所属のドルトムントは2日、敵地でダルムシュタットに2−0で快勝を収めた。前節(2月28日)ホッヘンハイム戦からスタメン8人を入れ替える大幅なターンオーバーを採用したが、確実に勝ち点3を手にした。リーグ前半戦出番の少なかった選手や、この試合に抜擢された選手たちが起用に応え、選手層の厚さを見せつける勝利となった。

 独地元紙「ルールナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)では、この日WBAオーバメヤンと2トップを組んだFWラモスがチームトップの2点。このコロンビア代表ストライカーは、前半戦は出番が少なく、出場しても15分程度の出場か終了間際の投入がほとんどだった。これで2試合連続ゴールと、好調をアピールした。 

 チーム2位タイは、2.5点が与えられたMFカストロとDFドゥルム。直近の2試合で出番のなかったカストロだが、先制点の場面では、左サイドからピンポイントクロスを供給。これに合わせたFWオーバメヤンのヘディングシュートはGKに防がれたが、これをラモスが押し込んで得点が生まれた。さらに、負傷で前半戦を棒に振ったドゥルムもチーム2点目をゲット。このゴールを演出したのもカストロのスルーパスだった。

 今季リーグ戦初出場のベテランGKヴァイデンフェラーや、ブンデスデビューを果たした17歳のMFパスラック、MFバイグルが3点で平均点を獲得。チームワーストタイは、決定機を決めきれなかったFWラモスオーバメヤンと、DFスボティッチで4点だった。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング