2アシストに止まらないミラン本田の奮闘 「いつもどおりの高品質」と伊メディアの眼

「黒子役としての働きは貴重なもの」

 また、「トゥットメルカートウェブ・コム」も本田を「6.5点」と評価した。「いつもどおりの高品質のプレーを見せた。彼の黒子役としての働きはミハイロビッチのチームにとって貴重なものだ」と、ゴール前のシーンではなく、前線で自由な振る舞いを見せるメネズとバロテッリの2トップを支えた中盤での黒子役としての働きが高く評価されている。

 第1戦とのトータルスコア6-0で勝利したミランは、これで優勝した2002-03シーズン以来のイタリア杯決勝進出となった。本田にとっては、01-02シーズンにパルマで優勝した元日本代表MF中田英寿氏、10-11シーズンにインテルで優勝した日本代表DF長友佑都に続く日本人3人目のイタリア杯制覇と、14年1月に加入して以来のミランでの初タイトル獲得に王手をかける結果になった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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