デ・ブライネは「シティの最大の武器」 ルーニーがレジェンド2人を引き合いに称賛
ジェラードとギグスを引き合いに出してクオリティーの高さに言及
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(現ダービー・カウンティ)が、かつての同僚である元ウェールズ代表MFライアン・ギグス氏やリバプール英雄の元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(現レンジャーズ監督)を引き合いに、マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを絶賛している。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
2015年8月にヴォルフスブルクから移籍金5500万ポンド(約72億6000万円)でシティに加入したデ・ブライネは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で世界的なプレーメーカーへと成長。昨季は怪我に苦しみ、公式戦32試合の出場にとどまったが、今季は元フランス代表FWティエリ・アンリが記録したシーズン20アシストのプレミア記録に並ぶ活躍を見せた。
ユナイテッド時代、プレミアリーグで何度も対戦したことのあるルーニーは、英紙「ザ・タイムズ」の自身のコラムで、「スティーブン・ジェラードを思い出させる」と綴り、デ・ブライネを絶賛している。
「彼はスティービー(ジェラード氏の愛称)のように、右サイドに流れて素晴らしいボールを出す。一番好きなのは、思い切りが良く、リスクを負い、安易な選択はせず、難しいパスを出すところ。彼がスペースでボールを持っていると、他の選手たちは走り始める。それは中盤の選手に贈る最大の褒め言葉だ」
さらに、「ライアン・ギグスとプレーしていた時は、彼がボールを持ったら、俺は走り始めていた。なぜなら、彼は俺を見つけようとしてくれるし、見てくれたらゴールに直結するパスを出してくれる。デ・ブライネはそんな感じ」とも見解を述べている。
「対戦相手はサイドに追いやろうと考えるが、彼はほんの少しの隙間にパスを通すことができる。マンチェスター・シティの最大の武器はデ・ブライネで間違いない。彼は今、世界トップ3に入る選手だ」
デ・ブライネのクオリティーの高さは、歴戦のベテラン・ルーニーさえも褒め称えるものとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)