久保建英、香川と乾の元同僚を手玉 リーガ今季“ハイライト”認定の華麗ヒールパス公開
1ゴール1アシストと活躍したベティス戦からピックアップ
日本代表MF久保建英はスペイン挑戦1年目を終えたなか、複数のクラブが新天地候補として浮上している。そんな日本人アタッカーが披露した華麗なプレーをリーグ公式ツイッターがピックアップ。「ラ・リーガ 2019/2020ハイライトの一つ」として公開している。
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19年夏にFC東京から名門レアル・マドリードへ完全移籍した久保は、シーズン開幕後にマジョルカへ1年間のレンタル移籍が決定。シーズンを通じてコンスタントにプレーし、リーグ戦35試合4ゴール4アシストの結果を残した。チームは2部に降格したものの、そのなかで輝きを放った久保の評価は高まっている。
ラ・リーガ公式ツイッター日本語版は「TAKEFUSA KUBO #ラ・リーガ2019/2020ハイライトの一つ、#ベティス戦で #久保建英選手が見せたヒールパス」と記して1本の動画をアップした。
映像は2月21日の第25節ベティス戦(3-3)のワンシーンだ。この試合で久保は1ゴール1アシストと2ゴールに絡む出色のパフォーマンスを披露し、勝ち点奪取に大きく貢献。映像で翻弄されている相手は、ドルトムント時代にMF香川真司(現サラゴサ)、ベティスでMF乾貴士(現エイバル)と共闘した元スペイン代表DFマルク・バルトラだ。
相手ゴール前で背を向けた状態でパスを受けた久保は、背後からバルトラの接近を感じ取り、背後からボール奪取を狙うなかで鮮やかにヒールパスを繰り出す。バルトラを軽くいなし、味方につなげてチャンスを演出した。
シーズンを終えて久保争奪戦の様相を呈しており、スペイン国内ではレアル・ソシエダやベティス、セビージャ、グラナダ、オサスナが浮上。他国ではフランス王者パリ・サンジェルマン、イタリアの名門ACミラン、オランダの強豪アヤックスなども興味を示していると伝えられている。
スペインで2年目を戦うのか、他リーグで研鑽を積むのか。久保の決断に注目が集まる。