「目を見張る曲線」 リバプールFW、南野“神回避”のミドル弾に英注目「空間を埋め合わせた」

リバプールFWディボック・オリギ【写真:Getty Images】
リバプールFWディボック・オリギ【写真:Getty Images】

オリギがニューカッスル戦で華麗なミドル弾を記録 南野も咄嗟の回避で間接的に貢献

 リバプールは現地時間26日、プレミアリーグ最終節でニューカッスルと対戦し、3-1で逆転勝利を収めた。先発出場の日本代表MF南野拓実が“神回避”を見せたベルギー代表FWディボック・オリギの逆転ゴールに英メディアは「目を見張る曲線のゴール」と取り上げている。

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 8試合ぶりの先発出場を飾った南野は左ウイングに配置され、最前線にはオリギが入った。前半29分、左サイドからパスを受けて鋭い反転で相手DFを振り切ると、ペナルティーエリア手前から右足を一閃。強烈なミドルシュートは枠を捉えるも、相手GKの好セーブに阻まれてしまう。しかし、最前線に入ったオリギと流動的にポジションを入れ替える連携でニューカッスルの守備陣に脅威を与えていた。

 そんななか、1-1で迎えた後半14分、オリギが逆転ゴールを奪う。左サイドでボールを持ったオリギがカットインして右足を振り抜くと、ペナルティーエリアに走り込んでいた南野は軌道に入ってしまったが、間一髪しゃがんでシュートをかわし、ボールはそのままゴールネットに突き刺さった。南野が回避したことで相手GKも一瞬ブラインドのような形になり、間接的に得点に貢献することになった。

 英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「目を見張る曲線のゴール」とオリギの追加点を取り上げ、「ファン・ダイクのピンポイントのロングフィードからロバートソンが落とし、多芸なストライカーが曲線を描く一撃で距離のある空間を埋め合わせた」と説明している。

 初ゴールは来季に持ち越しとなった南野だが、ニューカッスル戦で見せたパフォーマンスは現地メディアからも高く評価されており、新シーズンに向けた弾みになったのではないだろうか。

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