リーガ最年少デビューMF、メッシとの比較に困惑 「ルカ・ロメロとして名前を残したい」
マジョルカの15歳MFロメロ、メッシは「オンリーワン」の存在であることを強調
今季マジョルカで史上最年少デビューを飾った15歳MFルカ・ロメロはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの比較にはうんざりしているという。メッシは「オンリーワン」の存在であることを強調し、「ルカ・ロメロとして名前を残したい」と飛躍を誓った。スペイン紙「マルカ」英語版が報じている。
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ロメロは今年6月のリーガ・エスパニョーラ第31節レアル・マドリード戦でマジョルカのトップチームデビューを果たし、日本代表MF久保建英ともプレー。15歳と219日でのデビューはリーガ史上最年少記録を更新し、一躍注目を集めた。
アルゼンチン国籍を持ち、同国U-15代表チームでもプレーしてきたロメロ。さらに左利きということもあって「マジョルカのメッシ」「新たなメッシ」などと呼ばれることが多く、偉大な先輩と比較されている。しかし、本人は衛星放送「FOXスポーツ」の番組「90minitos」に対し、比較は望んでいないと強く主張している。
「メッシと比べられても困るよ。メッシはオンリーワンの存在だからね。僕はルカ・ロメロとしてサッカー界に名前を残したいんだ」
メッシもかつては「マラドーナの後継者」と称されていたものが、その後の活躍で世界のトップ選手へと飛躍した。ロメロも「◯◯のメッシ」の愛称ではなく、自身の名前を世界に知らしめたいと意気込んでいる。
メキシコ生まれで、スペインにもルーツを持つことから3つの国籍を持つロメロだが「できるなら今後もアルゼンチン代表でプレーしたい」と語っている。マラドーナやメッシら数々の名選手を輩出してきた同国の新たなスターとして、歴史に名を刻むことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)