久保建英の去就をスペイン紙が予測 「身を置きたいと思っている」と見立てたのは?
ロペテギ監督が率い、CL出場権を持つセビージャが一歩リードか
日本代表MF久保建英はスペイン挑戦1年目を終え、その去就が注目されている。フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)、イタリアの名門ACミラン、オランダの強豪アヤックスなど各国クラブが興味を示すなか、スペインメディアが「タケフサ・クボは来シーズンどこでプレーしたいかを選ぶ」と取り上げている。
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久保は昨夏にFC東京からレアルへ完全移籍。開幕直後にマジョルカへの1年間のレンタルが決まった。シーズンを通して得点力不足に苦しんだマジョルカは2部降格となったが、久保は攻撃の中核を担い、リーグ戦35試合4ゴール4アシストという堂々たる成績を残した。
シーズン終盤からレアル・ソシエダやベティス、他国ではPSG、ミラン、アヤックスなどが新天地候補として報じられていたが、さらに今季リーガ・エスパニョーラ4位のセビージャ、昇格組でクラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得したグラナダの名前が挙がった。
スペイン紙「LA RAZON」は、「タケフサ・クボは来シーズンどこでプレーしたいかを選ぶ」と見出しを打って去就を占っている。
「19歳のアタッカーは来シーズンに向けて多くのオファーを受けている。セビージャを選択すればUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレーできるようになり、それは彼にとって魅力的だ。直近では、グラナダからの関心も噂されている。この場合、レアル・ソシエダ同様、ヨーロッパリーグでのプレーとなるが、クボはどちらのオプションも考えていない。それはベティスもだ。セビージャからの興味を知って以来、日本人はフレン・ロペテギ(監督)の元に身を置きたいと思っている」
レアルはレンタル料として300~400万ユーロ(約3億7000万円~4億9000万円)を要求する見込みだとされているが、果たして久保は2020-21シーズンにどのクラブでプレーするのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)