マンU、24歳仏代表FWに熱視線? サンチョ獲得失敗時の「プランB」と英報道
補強リストにバイエルンFWコマンの名前を確認と「スカイ・スポーツ」が報道
マンチェスター・ユナイテッドはドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョを今夏のトップターゲットに定めていると言われるが、獲得を逃した際の「プランB」としてバイエルンのフランス代表FWキングスレイ・コマンの獲得を狙っているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ドルトムントでブレイクを遂げた若きイングランド代表MFの補強を熱望するユナイテッドだが、ドルトムントからの要求額は約1億ポンド(約136億円)とも伝えられており、獲得のハードルは高い。
そこで、ユナイテッドはサンチョの獲得が叶わなかった際の代役としてバイエルンでプレーする24歳のコマンに注目しているようだ。「スカイ・スポーツ」はユナイテッドの選手補強リストにコマンの名前があることを確認したと報じた。完全移籍ではなく、ローンでの獲得を目論んでいるようだ。
フランスの名門パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織出身のコマンは、2012-13シーズンにトップチームデビュー。その後にユベントスとバイエルンというビッグクラブを渡り歩いているが、デビュー以降の8シーズン全てでリーグ優勝を経験している。15-16シーズンでは、ユベントスでリーグ戦1試合に出場した後にバイエルンへ移籍し、その両方のクラブがリーグ優勝を成し遂げたため、8年で9度のリーグ優勝という異例の実績を持つ。
バイエルンは今夏にマンチェスター・シティからドイツ代表MFレロイ・サネを獲得したため、ポジションが被るコマンの去就も注目される。ただし、「スカイ・スポーツ」ドイツ版によれば、バイエルンにコマン放出の意志はないと報じている。
一線級のサイドアタッカーを求めるユナイテッドだが、クラブが求めるレベルの選手の補強は一筋縄では行かないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)