ジダン次男、在籍16年のレアルを退団へ 新天地は仏1部が有力とスペイン紙報道
モンペリエが正GKとしてルカ・ジダンの獲得を画策か
レアル・マドリードに所属するフランス人GKルカ・ジダンは、16年間在籍したクラブを離れることになるようだ。今季、ラシン・サンタンデールにレンタル移籍していたルカは、レアルとの契約が今季限りで満了を迎え、今後はフランスでプレーする可能性が高いとスペイン紙「AS」が報じている。
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ジネディーヌ・ジダン監督の次男であるルカがレアルの下部組織に加入したのは、6歳の時だった。その後は各カテゴリーで正GKを務め、父が率いていたトップチームに昇格した。年代別のフランス代表にも選出され、2015年に開催されたU-17欧州選手権では、最少失点GKとなり、チームの優勝にも貢献している。
父が指揮官に復帰したトップチームでの活躍も期待されたが、レアルでの公式戦出場はわずか2試合。今季はリーガ・エスパニョーラ2部のラシンに期限付き移籍し、33試合に出場して42失点(1試合平均1.27失点)、101セーブ(1試合平均3.06)という数字を残している。ただ、チームは最下位に沈み、3部降格となった。
ルカの獲得を目指しているとされるのは、フランス1部モンペリエだ。今季は期限付き移籍で加入していたアルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジが正GKを務めていたが、すでに自身のSNSを通じて退団を表明。来季の正GKとしてルカに期待を寄せているという。
ジダンの長男であるMFエンツォはすでにレアルを離れ、今季はポルトガル1部アヴェスからリーガ2部アルメリアに期限付き移籍。ジダンの3男のテオ、4男のエリアスは今もレアルの下部組織でプレーしているが、偉大な父のようにトップチームで活躍する日は来るだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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