レアルの“逸材”久保&レイニエル、来季レンタル濃厚 現地紙が推奨する理想の場所は?
来季トップチームに“入り込む余地なし” ソシエダとベティスが「最適」と指摘
2019-20シーズンをマジョルカへの期限付き移籍で過ごしたレアル・マドリード所属の日本代表MF久保建英は、来季もレンタル移籍となることが濃厚とされている。スペイン紙「AS」は、外国人枠の関係で久保とU-23ブラジル代表MFレイニエル・ジェズスがレアルのトップチームに入る余地はないとし、移籍先の可能性について報じている。
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スペインではEU外選手の登録枠が「3」と定められており、来季はいずれもブラジル人のDFエデル・ミリトン、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴの3人で埋まる見込みとなっている。そのため、今季はマジョルカでプレーした久保と、1月に加入しカスティージャ(Bチーム)登録だったレイニエルには、来季のトップチームに入る余地が残されていないという。久保にとっては2年連続となるが、2人は期限付き移籍で出場機会を得られるクラブに渡ることになるという。
両選手とも獲得を狙うクラブは多いようで、「レアルは久保とレイニエルのもとに届くローンのオファーを慎重に検討することになる」と記事では報じられている。
久保に関しては、レアル・ソシエダが獲得に意欲的で、レアルも成長を続けるための「理想的な場所」だと考えているという。ソシエダでは今季、同じくレアルからのレンタル組であるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがプレーし、スペイン紙「マルカ」の年間ベストイレブンに選ばれるほどのブレークを果たした。
また、マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるベティスも久保に関心を寄せているクラブの一つで、「AS」紙は「彼のスタイルは久保に最適」とも指摘している。
一方のレイニエルに関しては、ドイツ・ブンデスリーガでのプレーの可能性が浮上。若手選手の登用に積極的なドルトムントやレバークーゼンが移籍先に浮上している。