チェルシー、争奪戦を制してドイツの至宝獲得へ “エジルの後継者”に移籍金95億円
レバークーゼンの独代表MFハフェルツと交渉、本人も移籍を熱望
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、今オフ3人目の補強としてレバークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハフェルツ獲得に向けて交渉中だと衛星放送局「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じた。ドイツの至宝とも称され、本人もチェルシー移籍を熱望しており、移籍金は成果報酬も含め7000万ポンド(約95億円)程度になると伝えられている。
21歳のハフェルツは今季公式戦で43試合に出場し、17得点9アシストを記録。ドイツではアーセナルのMFメスト・エジルの後継者とも目されており、チェルシーのフランク・ランパード監督も「トッププレイヤー」と称する逸材だ。
レアル・マドリードやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなどのビッグクラブも同時に関心を示していると言われた超人気銘柄のハフェルツだが、移籍先はチェルシーに絞られているようだ。
スカイによれば現在はチェルシーが交渉中で、獲得を狙っていたとされる他のクラブはすでに争奪戦から脱落。チェルシーのテクニカルアドバイザー、ペトル・チェフ氏は今週末のプレミアリーグ最終節終了後にドイツへ渡り、ハフェルツと直接会う予定と伝えられている。
移籍金についてはレバークーゼンが9000万ポンド(約122億円)と評価しているものの、チェルシーはハフェルツの契約が残り2年という点から成果報酬のボーナスを含めて7000万ポンド(約75億円)程度での合意を求めているという。複数のビッグクラブから熱視線を浴びるハフェルツはランパード監督率いるチェルシーに好印象を持っており、移籍を熱望しているという。
チェルシーはすでにアヤックスからモロッコ代表FWハキム・ツィエク、RBライプツィヒからドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得が決定済み。新型コロナウイルス禍で移籍市場の縮小が予想されていたなか、大型補強をさらに進めようとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)