久保建英は移籍市場で「一番魅力的」 名門アヤックスも浮上…“争奪戦”激化に現地注目
レアル専門メディアが来季去就に注目 「いくつのクラブが彼を望んでいる?」
マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間19日に、リーガ・エスパニョーラ最終節の敵地オサスナ戦に臨む。すでに2部降格が決まっているなか、期限付き移籍が終了する久保は来季の去就が注目されているが、レアル・マドリード専門メディア「DefensaCentral」は「クボはマーケットで一番魅力的な選手。いくつのクラブが彼を望んでいる?」と見出しを打って報じている。
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昨夏にFC東京からスペインの名門レアルに完全移籍した久保は、今季開幕後にマジョルカへ期限付き移籍。徐々にレギュラーの座を確保し、特に新型コロナウイルスによる中断期間が明けた6月以降では第31節レアル戦(0-2)での3人抜きドリブルや第33節セルタ戦(5-1)での2アシストを含む4ゴール演出、第34節アトレティコ・マドリード戦(0-3)での相手DF置き去りのドリブル突破、そして第35節レバンテ戦(2-0)でのゴールと強烈なインパクトを放ってきた。
だが16日に本拠地で行われたグラナダ戦、久保は19位に沈むチームの“救世主”となるべく13試合連続のスタメン出場を果たしたものの、1-2で敗戦。マジョルカは1試合を残して無念の2部降格となった。オサスナ戦は久保にとってマジョルカで戦う最後の試合となるが、現地メディアはスペイン1年目にして確かなパフォーマンスを披露した日本人レフティーの去就に注目している。
「DefensaCentral」は「クボはマーケットで一番魅力的な選手。いくつのクラブが彼を望んでいる?」と見出しを打ち、「タケフサ・クボはマジョルカでエクセレントなシーズンを送った。多くのチームが貸し出しでの獲得を狙っている」と、今夏の移籍市場で注目の存在になっていることを伝えている。同メディアは来季について「より可能性があるのはレンタルで出ること」としたうえで、「多くのクラブがクボの情報について話すため、レアル・マドリードとコンタクトを取っている。これまでに届いているオファーは、日本人が引き続き成長するために素晴らしいものとなっている」と、引く手あまたの状況であると記している。