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日本からオファーの外国人トレーナー、“来日難航”に海外注目 「不可能な状況にある」
パラグアイ人トレーナーが日本からオファーも…新型コロナの影響で入国できず
新型コロナウイルスの影響でJリーグも長期中断を強いられていたが、6月27日からJ2とJ3、7月4日からJ1が再開されている。一方、南米では感染拡大が続いているため渡航できない状況にあり、パラグアイ人トレーナーの“日本入り難航”に海外メディアが注目している。
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2月下旬に開幕したJリーグだったが、開幕戦直後に中断が決定。約4カ月以上の中断期間を経て再開されることになった。そんななか、パラグアイメディア「ABC」は「日本からオファーされているが、来日はできなかった」と見出しを打ち、フィジカルトレーナーを務めるパラグアイ人ビクトール・シェイド氏は日本で働く予定だったことを取り上げている。
記事では、「パラグアイのユースチームと中央アメリカのクラブで働いていたフィジカルトレーナーのシェイド氏は日本2部のクラブからオフォーを受けていたが、現在、世界で新型コロナウイルスが蔓延しているので不可能な状況にある」と説明し、シェイド氏が京都サンガF.C.からオファーを受けていたことに言及。ジェイド氏のコメントを伝えている。
「私はパラグアイ人だが、外国人の雇用を検討してくれていることを嬉しく思う。しかし、飛行機の問題やパンデミックにより、今のところうまくいっていない。日本が私のことを覚えてくれているのは嬉しいことだが、向かうのが難しそうなので悲しい。彼らは一刻も早く私に来てほしいとのことだが、検疫の問題があって白紙になりそうだ。現実を受け入れなければならない」
インタビューに応じたシェイド氏は、日本で働くチャンスに喜びを感じながらも、「来週には日本に来てほしいと言われているが、ますます難しいことだ」と吐露し、入国規制で来日ができない状況でJリーグも再始動してしまっているため、オファーがこのまま流れてしまう可能性が高いことを嘆いていた。新型コロナウイルスの影響により、ピッチ以外の部分でも問題が浮き彫りとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)