久保は「目を眩ませるウインガー」 覇権奪還レアル、未来を担う“若き才能”に英注目
3シーズンぶりにリーガ優勝を達成したレアル 有望な若手を数多く抱え黄金期も?
レアル・マドリードは現地時間16日、リーガ・エスパニョーラ第37節ビジャレアル戦で、2-1と勝利を収めた。最終節を残して3シーズンぶりの優勝を達成したなか、英メディアは「レアルとジダンはどのようにしてリーガを奪還したのか」と見出しを打ち、“白い巨人”が今後再び黄金期を築く可能性を指摘している。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
今季もバルセロナと熾烈な優勝争いを演じていたレアルは、6月にシーズンが再開して以降に怒涛の10連勝を飾り、最終節を残して3シーズンぶりのリーグ制覇を成し遂げた。ジネディーヌ・ジダン監督は若手とベテランを見事に融合させる手腕を見せ、リーガの奪還に成功している。
そんななか、英公共放送「BBC」は「レアルとジダンはどのようにしてリーガを奪還したのか」と見出しを打ち、リーグ最少失点を維持している守備力の強化や元フランス代表FWカリム・ベンゼマを絶対的エースへと覚醒させたことを復権の要因として挙げていることに加え、長期的展望においても万全であると指摘している。
「(DFセルヒオ・)ラモスや(MFルカ・)モドリッチ、ベンゼマはキャリアの終盤を迎えているが、チームの大部分は比較的若く、ヴィニシウス(・ジュニオール)、ロドリゴ、(DFフェルランド・)メンディ、(MFフェデリコ・)バルベルデらはさらに良くなるはずだ」
また、「このクラブは想像的な中盤(MFマルティン・)ウーデゴール、目を眩ませるウインガーの久保建英、激しいチャージを行う(DFセルヒオ・)レギロンら才能溢れる若武者を数多く抱えている」と、武者修行中のレンタル組の存在にも注目している。近年はバルセロナに後塵を拝していたレアルだが、今後は黄金期を迎える可能性も十分にありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)