元バルサ会長、現体制にチクリ 「自分がシャビだったら、今のクラブには絶対戻らない」

バルサ元会長のジョアン・ラポルタ氏【写真:Getty Images】
バルサ元会長のジョアン・ラポルタ氏【写真:Getty Images】

2000年代の黄金期を支えたラポルタ氏、現体制への批判的なコメント

 バルセロナの元会長であるジョアン・ラポルタ氏が、いずれ同クラブの指揮を執ることになると噂されているクラブレジェンドのシャビ・エルナンデス監督(アル・サッド)について、現在の首脳陣がいる限りは戻ってこないと語っている。スペイン紙「マルカ」が伝えた。

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 バルセロナは新型コロナウイルスの影響による中断期間に入るまでリーグ戦首位に立っていたが、現地時間19日の第30節セビージャ戦(0-0)でドローに終わり、宿敵レアル・マドリードと立場が逆転。さらに第32節セルタ戦(2-2)と第33節アトレティコ・マドリード戦(2-2)にも引き分け、リーグ再開後全勝のレアルとは勝ち点4差と引き離されてしまった。

 さらに、バルサではキケ・セティエン監督と選手たちの間に亀裂が走っていると報じられ、監督やスタッフを無視する選手もいるとの報道も。今季終了後に指揮官交代が起こる可能性が盛んに報じられ始め、後任としてシャビ監督の名が浮上していた。しかし、同監督は今月上旬にアル・サッドとの契約延長が正式に発表されている。

 在任中にクラブで一時代を築いた元ブラジル代表MFロナウジーニョの獲得に成功したラポルタ氏は、2009年の3冠達成を含めリーガ4度、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)2度の優勝など、2000年代のバルサ黄金期を支えた。

 次期会長選挙への出馬に関心を示しているとされる同氏は、「自分がシャビだったら、現在の首脳陣がいるクラブには絶対に戻らない」とコメント。さらにはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが移籍する可能性にも言及するなど、現体制との対立姿勢を明確にしている。

 ラポルタ氏の見立てどおり、“バルサのシャビ監督”誕生はまだまだ先の話になるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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