アグエロ獲得の布石? アルゼンチンの名門、出場ゼロの実弟と契約更新へ
インディペンディエンテ、アグエロの実弟デル・カスティージョと契約更新の見込み
アルゼンチンのインディペンディエンテは、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)の実弟であるFWマウリシオ・デル・カスティージョとの契約を更新する見込みのようだ。その契約更新の裏には、将来的に世界的なストライカーを獲得する目論見があるという。衛星放送「FOXスポーツ」ブラジル版が報じた。
アグエロは、インディペンディエンテの下部組織で育ち、2006年にアトレチコ・マドリードへ渡った。一方、デル・カスティージョは、インディペンディエンテのトップチームでプロとして試合に出場したことがない。2016年に加入すると、すぐにデポルティーボ・モロンに期限付き移籍し、その後もデフェンソレス・デ・ベルグラーノ、トリスタン・スアレスへ貸し出されていた。そのなかでデル・カスティージョの契約は6月30日で満了を迎え、現在はフリーエージェントとなっている。
それでもインディペンディエンテは、デル・カスティージョとの契約延長に動く見込みだという。そこには兄アグエロとの良い関係を築き、将来的に加入させたいというクラブ側の思惑があるよだ。
かつてアグエロ自身もシティ退団後、インディペンディエンテ復帰も選択肢の一つと語っていた。クラブもまた、アグエロの復帰を真剣に考えているという証だろう。
2006年に加入したアトレチコで5シーズンにわたってプレーし、その後シティに加入して9シーズンにわたってプレーするアグエロの契約は、2021年7月で満了を迎える。この契約期間を終えた後、母国で弟と共闘することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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