レアル守護神の無失点記録に現地紙注目 1試合平均0.56失点…次節にも“自己新”樹立か
GKクルトワがアラベス戦で5戦連続完封、自身が持つリーガ無失点記録まで「あと78分」
リーガ・エスパニョーラで首位に立つレアル・マドリードは、現地時間10日に行われた第35節アラベス戦に2-0で勝利し、優勝に大きく近づいた。この試合で相手を完封したベルギー代表GKティボー・クルトワが、自身の持つリーガにおける連続無失点記録に78分に迫ったと、スペイン紙「マルカ」英語版が報じている。
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アラベス戦でレアルは、最終ラインの主力であるスペイン代表DFダニエル・カルバハルと同DFセルヒオ・ラモスが欠場したが、ゴール前にはクルトワが立ちはだかった。この結果、リーグ戦5試合連続での完封勝利を収めている。
この結果、レアルは今季の無失点試合数を19に伸ばし、1986-87、87-88シーズンと並ぶクラブのリーガ無失点記録に到達した。また、守護神のクルトワは457分無失点となり、自身の持つリーガの無失点記録である535分まであと78分に迫っている。これにより次節のグラナダ戦で完封勝利を収めれば、複数の記録が更新されることになる。
クルトワの活躍についてジネディーヌ・ジダン監督は「とても嬉しいよ。彼は私たちのGKであり、活躍ぶりはとても嬉しい。彼は世界最高のGKで、私たちは今後も無失点で戦っていく必要がある」と、ベルギー代表GKを絶賛した。
また「マルカ」は、「32試合でわずか18失点という驚異的な活躍ぶりで、サモラ賞(平均最少失点GK)にも大きく近づいている。シーズンの1試合平均0.56失点という数値は、リーガ史上でも6位のものだ」と綴っている。
クルトワは2013-14シーズンにアトレティコ・マドリードの一員としてリーガ制覇を経験しており、6シーズンぶりのリーグタイトル獲得に大きく近づいている。さらに、サモラ賞にも手がかかるなかで、正GKの座を勝ち取ったクルトワが、最終的にどのような成績を残せるかに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)