久保建英は「世界最高のドリブラーの1人」 “トップ3”相手の驚異のデータに現地紙注目
バルセロナ、レアル、アトレティコの強豪相手にも個人技で対等に渡り合う
マジョルカの日本代表MF久保建英は、新型コロナウイルスの影響で中断していたリーグ戦の再開後、それまで以上のハイパフォーマンスを見せている。首都マドリードに拠点を置く全国紙「AS」は久保の“驚くべきデータ”に着目。「世界最高のドリブラーの1人」と称賛した。
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久保は現地時間3日のリーガ・エスパニョーラ第34節アトレティコ・マドリード戦(0-3)にフル出場。前半7分、アトレティコ守備陣に囲まれながらもマッチアップしていた相手DFマヌエル・サンチェスを爆発的なスピードで抜き去るドリブルを見せると、同42分にも同様に、相手選手3人の包囲網で挟み撃ちされるが、瞬発力あるダブルタッチで再びサンチェスを置き去りにし、右サイドを突破した。さらに、後半14分には右サイドからドリブルでペナルティーエリアに侵入し、サンチェスを鋭い切り返しで転倒させてシュートまで持ち込んだ。
リーグ戦再開後はバルセロナに始まり、保有権を持つ“古巣”レアル・マドリード、アトレティコと今季の“トップ3”と対戦し、堂々たるプレーを見せた久保。「AS」紙は、その3試合における久保のデータを紹介している。
■28節(バルセロナ戦)
プレー時間:99分
ドリブル成功:4回
パス成功:42回
■31節(レアル・マドリード戦)
プレー時間:97分
ドリブル成功:13回
パス成功:43回
■34節(アトレティコ・マドリード戦)
プレー時間:99分
ドリブル成功:13回
パス成功:50回
「久保対マドリード、バルサ、アトレティ(アトレティコ・マドリード):サッカー界が待っている存在に注目」と見出しが打たれた記事では、「日本人選手はリーガ再開後に3つのビックチームと対戦。世界最高のドリブラーの1人としての記録を残した」と称えている。
来季も再びレンタルに出されることが濃厚とされていたなかで、ハイパフォーマンスの連続で“レアル復帰報道”も過熱中。シーズン終了後の去就が一層注目を浴びることになりそうだ。