レアルで“戦力外扱い”のコロンビア代表MFハメス、プレミア4クラブによる争奪戦勃発か

去就が注目されるレアル・マドリードMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
去就が注目されるレアル・マドリードMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

ウェールズ代表FWベイルとともに今季終了後に放出が濃厚

 コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、所属するレアル・マドリードで戦力外となりつつある。アトレティコ・マドリードやナポリなどへの移籍が噂された昨夏から一変し、今夏はプレミアリーグの複数クラブによる争奪戦の様相を呈しているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。

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 ハメスは昨夏にドイツ王者バイエルンでの2年間レンタル期間を終えてレアルに復帰。しかし、今季リーグ戦出場はわずか8試合(1得点)にとどまっている。怪我での離脱もあったが、6月のリーグ再開後の出番はわずか1試合で、ジネディーヌ・ジダン監督の下では戦力外となりつつある。

 新型コロナウイルスの影響下で無観客試合が続くなど収入減がクラブの財政を圧迫しており、今夏の移籍市場では人件費削減のために選手の放出が噂されている。そのなかでハメスはウェールズ代表FWギャレス・ベイルと並ぶ放出の筆頭候補だ。

 昨夏にはアトレティコ・マドリードやナポリなどの強豪が獲得に興味を示していたものの、1年が経った今は状況が一変しているという。冬にハメスへの関心が報じられたユベントスにしても、すでにその熱は冷めている模様。移籍金も昨夏に5000万ユーロ(約60億円)と伝えられていたものが、契約が残り1年となった今は約2000~2500万ユーロ(約24~30億円)と半額以下にまで下がっているようだ。

 スペイン紙「マルカ」は、ハメスがすでにレアルでこれ以上プレーを望んでいないとしたうえで、エバートン、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、そしてウォルバーハンプトンというプレミア4クラブが争奪戦に名乗りを上げていると報じている。このプレミア勢はレアルがハメスの値段を引き下げなければならない状況を知り、そこに目をつけているようだ。

 レアルでは受難の時を過ごすハメス。今夏にどのような決断を下すのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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