王者・横浜FMが再開初戦ドロー、監督と選手が口にした“反省”と“課題”とは?
4日の浦和戦で0-0ドロー、横浜FMのポステコグルー監督が試合勘の欠如を指摘
昨季のJ1王者、横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、4日のJ1再開初戦、第2節の浦和レッズ戦を0-0と引き分けた試合後、「両チームとも公式戦から離れて上手くいかない部分があった」と試合勘の欠如に言及した。
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2月末に新型コロナウイルスの感染拡大により公式戦がストップした後、ほぼ4カ月を経て久々の公式戦になった。普段のシーズンオフよりも長い期間、公式戦から離れたチームは前後半ともに立ち上がりの時間帯で浦和に攻め込まれる回数が多かった。指揮官は「難しいスタートになってしまった。なかなかリズムがつかめず、両チームとも公式戦から離れてうまくいかない部分があった」と振り返る。
さらにポステコグルー監督は、前半のプレーに関して「(ハーフタイムには)後半に向けてスピードを上げてタッチ数を少なくやろうと言いました。前半はフリーキックもすぐに始められず、ボールを動かせていない面があった」と不満を漏らしてる。その一方で、「後半はテンポも良くプレーできて、得点できるようなプレーはたくさんあったと思う」と、尻上がりに調子を上げられたと分析した。
主将のMF喜田拓也もまた、「どう捉えるかにもよるけど、試合勘はもちろん一理あるでしょう」と、難しい展開になった理由に言及。一方で、「それ以外にも、もっと上げられるところは確実にあった。今日の要因は冷静に分析したい。中3日で続いていくので、そのスピード感を持ってやりたい」と、修正に時間が取れない過密日程のなかで進むシーズンを展望している。
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