「日本語を勉強していた」 Jリーグ新助っ人FW、コロナ直面も感謝「同僚のおかげ」
札幌加入のブラジル人FWドゥグラス・オリベイラ、J1リーグ再開へ「切望している」
今季からJ1北海道コンサドーレ札幌に加入したブラジル人FWドゥグラス・オリベイラは、Jリーグ挑戦1年目に新型コロナウイルス騒動に直面したなか、再開に向けて「安全だと感じている」と語っている。ブラジルメディア「TERRA」が伝えた。
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現在25歳のD・オリベイラは母国のクラブを渡り歩き、ルヴェルデンセから札幌に今季加入。公式サイトを通じて「日本でのチャレンジの機会を与えてくれた北海道コンサドーレ札幌に感謝しています。早く慣れてチームに貢献できるように努めたいと思います」と意気込みを明かしていた。
2月22日のJ1リーグ開幕節・柏レイソル戦(2-4)ではベンチ外となり、Jリーグデビューがお預けとなっていたD・オリベイラ。その後、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断していたなか、7月4日からJ1リーグ再開が決まった。
D・オリベイラは母国メディアに対して「政府が取った措置にできるだけ迅速に適応し、シーズンを再開するように努めなければならない」と語りつつ、日本での適応が順調であることを強調した。
「チームメイトのおかげで安心して日本のサッカーに慣れることができた。安全だと感じているし、早く試合が始まることを切望している」
コロナ禍で思わぬシーズン中断を強いられたD・オリベイラは、「この在宅期間、1人でいるのが嫌だったが、読書をしたり、日本語を勉強していた。他の事で頭を埋めようとした」という。異国の地で過ごすが、「日本は人の命を大事にしてくれる」と信頼を寄せている。
札幌は4日にニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦する。試合を待ち望むD・オリベイラがJリーグデビューを飾り、チームを勝利へと導くだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)