シティ、CL出場停止処分で提訴 7月13日に判決予定「欧州での運命を知ることになる」
今年2月に2年間のCL出場禁止処分もシティが提訴
マンチェスター・シティが欧州サッカー連盟(UEFA)から下された2年間のチャンピオンズリーグ(CL)出場禁止処分に関してスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴していた問題で、その判決が13日に明らかになるようだ。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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マンチェスター・シティはUEFAが定めるファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則に違反したとし、今年2月に今後2年間のCL出場禁止を言い渡された。
シティは罰金3000万ユーロ(約36億円)も科されたこの処分に対して、CASへ不服申立てを行っていた。6月上旬には3日間に渡る審理がビデオ通話形式の会議で行われた。
そして「デイリー・メール」は「マンチェスター・シティは7月13日に欧州での運命を知ることになる」と報じ、約2週間後に判決が明らかになるとレポートした。
2年間のCL出場停止が決まれば、クラブの収入にも大きな影響を及ぼすことは間違いない。絶対的な主力選手であるベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは2年間という処分期間について「長過ぎる」とコメントをしており、移籍を選ぶのではと危惧されていた。その他の選手の去就にも影響が出る可能性は大いにある。
「この結果は重要な意味を持つ。出場禁止が決まれば2年間ヨーロッパでの戦いなしにエティハド・スタジアムで過ごしさなければならないだけに、シティはスター選手たち、特に29歳のケビン・デ・ブライネを説得しなければならないだろう。そしてCLがもたらす莫大な収入も失うことになる」
記事ではシティの現状についてこのように記されている。ペップ・グアルディオラ監督率いるシティは来季も欧州カップ戦の舞台に立つことはできるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)