英代表監督、ハーランドを招集しなかった理由とは? 「当時の彼に私が注目していなかった」

ハーランドはノルウェー代表として活躍している【写真:Getty Images】
ハーランドはノルウェー代表として活躍している【写真:Getty Images】

イングランド代表としてプレーする資格を持っていたノルウェー代表FWハーランド

 ドルトムントで活躍する19歳のFWアーリング・ブラウト・ハーランドはイングランド代表としてプレーする資格を持っていたが、最終的には父親と同じノルウェー代表でのプレーを選択した。現インランド代表のギャレス・サウスゲイト監督は英紙「インディペンデント」でハーランドのイングランド代表招集が実現できなかった理由を明かしている。

 ハーランドは父親のアルフ・インゲ・ハーランドが現役時代にリーズでプレーしていた2000年7月に生まれた。誕生から3歳までをイングランドで過ごし、その後にノルウェーへと移ったため、イングランド代表としてプレーする資格を有していた。

 しかし、ハーランドはU-15世代から一貫してノルウェー代表としてのプレーを選択。FIFAの規程では年齢制限のないA代表で公式戦に出場するまでは代表チームの変更は可能だが、結局ハーランドがイングランド代表の一員としてプレーすることはなく、2019年にノルウェー代表に招集され欧州選手権(EURO)予選でデビューを飾っている。

 2016年からイングランド代表を率いるサウスゲイト監督はハーランドを招集するには至らなかった理由をインタビューで明かしている。

「今よりもずっと若かった当時の彼に私が注目していなかったことは確かだ。なぜなら彼はファーストチームに上がった時点ですでにノルウェーのユースシステムに入っていたからだ。我々は早い段階から選手のリクルートを行っているが、彼がヨークシャーにいた頃から興味を持っていたわけではない。

 こういったケースは常に注視するようしているが、彼の場合はかなり早い段階からノルウェーに縛られていたように思う。また、彼のような選手はどこでプレーするのかを明確にしていただろう。彼は今プレーしている国に忠誠心を持っていて、そのことに最大限の敬意を払っているよ」

 サッカーの代表チームも多様化が進み、イングランドでも自国以外の国にルーツを持つ選手が代表に入るケースも増えている。サウスゲイト監督も二重国籍の選手の動向には注意を払っているようだが、ハーランドに関してはノルウェーとの結びつきが強かったためにチェックの対象外だったようだ。

 ロシア・ワールドカップでベスト4に入り、アンダー世代の代表も国際大会で結果を残しているイングランド。ドルトムントのMFジェイドン・サンチョやチェルシーのFWカラム・ハドソン=オドイなど若手有望株が次々と台頭しているだけに、そこにハーランドも加わっていればより強力なチームが出来上がっていたことだろう。

(Football ZONE web編集部)


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