JFA”新規則”、ハンドで腕の上限を定義 今季VAR使用は困難…審判委員長「試合後ビデオ確認」

再開後のJリーグにおけるVAR採用は厳しい状況に【写真:高橋学】
再開後のJリーグにおけるVAR採用は厳しい状況に【写真:高橋学】

JFA審判委員会が競技規則改正に関するブリーフィングを開催

 日本サッカー協会(JFA)が11日、競技規則改正に関する審判委員会のブリーフィングを開いた。ウェブで行われた説明会では黛俊行委員長と小川佳実副委員長が出席。6月27日のJ2再開、J3開幕、J1も7月4日のリーグ再開日から2020-21年の新ルールが適用される。

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 新ルールではすでにJリーグで発表されていた通り1試合の交代枠を3人から5人に増加する規則が暫定的に改正。各チーム最大3回とハーフタイム時にも交代することができる。また天皇杯でも適用され、延長戦になった場合は1人の交代要員の追加、各チームはもう1回の交代が可能になり、延長戦のハーフタイム中も交代することができる。

 また、ハンドの反則を判定するにあたって腕の上限は「脇の下の最も奥の位置まで」のところにすると定義された。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の採用も前提とされたような改正とも言えるが、今季はVAR室が”3密”になることもあり継続が難しい。

 黛委員長は6月23日の理事会以降に正式決定されるため「VARを行わないという回答はできない」としたうえで、使用されなかった場合について言及。「映像を見ないとなかなか確認できない評価は試合後にビデオを確認したうえで審判員とのやり取りをして評価・結論を出す」と説明した。

 今季のVAR採用は厳しい状況にあるなか、ハンドなどの判定は緻密さを求められるものとなりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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