レアル、”スター候補生”へ10年500億円超の投資を現地紙指摘 久保は「将来有望」

(左から)イスコ、エジル、久保、ウーデゴール、カゼミーロ【写真:Getty Images】
(左から)イスコ、エジル、久保、ウーデゴール、カゼミーロ【写真:Getty Images】

レアルはここ10年で21歳以下の選手に500億円以上を投資 すでに140億円を回収

 若手発掘に余念のないレアル・マドリードはこの10年間で21歳以下の選手補強に500億円以上の金額を投じているとスペイン紙「マルカ」が報じた。

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 レアル・マドリードといえば“銀河系軍団(ギャラクティコ)”と呼ばれ、世界中からスーパースターを集めて強力なチームを作り上げてきた。その一方で、この10年の間に未来のスター候補生の獲得にも積極的に投資を行ってきた。

 21歳以下の補強に投じた金額の総額が10年間で実に4億3880万ユーロ(約525億円)にも上ると記事では伝えられている。加入後の売却などで、そのうちの1億1950万ユーロ(約143億円)はすでに回収済みだという。

 2010年以降に獲得した主な21歳以下の選手は元スペイン代表MFセルヒオ・カナレス(ベティス)に始まり、元ドイツ代表MFメスト・エジル(アーセナル)も含まれる。

 上記の2人はすでにクラブを去ったが、2011年に獲得したフランス代表DFラファエル・ヴァラン、12年加入のブラジル代表MFカゼミーロ、13年に獲得したスペイン代表DFダニ・カルバハルと同MFイスコ、14年加入のMFマルコ・アセンシオ、16年加入のウルグアイ代表MFフェデ・バルベルデといった選手は現チームで主力選手に定着している。

 18年にはブラジルの至宝FWヴィニシウス・ジュニオールを補強。昨夏にもブラジル代表FWロドリゴやブンデスリーガでゴールを量産したセルビア代表FWルカ・ヨビッチら21歳以下の選手に高額の移籍金を投じた。フリートランスファーだが、FC東京から18歳の日本代表MF久保建英も獲得している。

 まだレアルのトップチームで活躍していないものの、「将来有望」な選手の注目株筆頭として名前が挙がっているのがノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(レアル・ソシエダ)とスペイン代表MFダニ・セバージョス(アーセナル)だ。いずれもローン先でレギュラーポジションを掴み、A代表にも名を連ねている。

 セバージョスについては「ジネディーヌ・ジダンの下では苦戦しそうだが、その才能に疑いの余地はない」と将来性の高さに太鼓判が押されている。ウーデゴールも「2020年か2021年にはレアルにとって重要なオプションになる」と記されている。

 今季マジョルカでプレーする久保も「将来有望」枠で名前が挙がっている。サラゴサにレンタル中のMFアルベルト・ソロと並び「まだポテンシャルを完全に発揮していない」選手として名前が挙がっているものの、今後の活躍が期待されていることは間違いない。

 一方で、17年に加入したパラグアイ人FWセルヒオ・ディアスや15年加入の元U-23ブラジル代表MFルーカス・シウバとスペイン人MFヘスス・バジェホは結果を残せず、失格の烙印を押されている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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