名手ピルロ顔負け? ウクライナ新鋭MF、重力無視の衝撃“足首キャッチ”で海外騒然

シャフタール・ドネツクに所属するMFムィハーイロ・ムドリク【写真:Getty Images】
シャフタール・ドネツクに所属するMFムィハーイロ・ムドリク【写真:Getty Images】

シャフタールMFムドリクが建物から落ちてくるボールを受け止める巧妙テクニック披露

 ウクライナの19歳MFが5階相当の建物の屋上から落としたボールを足首で“キャッチ”するド派手な神トラップを披露。反響が拡大し、選手からも名手で知られる元イタリア代表MFアンドレア・ピルロを引き合いに出す声まで上がっている。

 テクニック動画をインスタグラムにアップしてバズっているのは、ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクに所属するMFムィハーイロ・ムドリクだ。

 19歳にしてU-21ウクライナ代表にも選ばれているムドリクは、5階相当で約15メートルはあろうかという高さから落ちてきたボールのトラップに挑戦。ボールが近づいてきたところで足を上げると、勢いを完全に殺して右足首でキャッチする衝撃のテクニックを披露した。“重力なんて俺には関係ない”と言わんばかりに、「学校で物理学は習っていなかった」と投稿にメッセージを添えている。

 今年4月にもムドリクは30メートル近く離れた距離から蹴られた凄まじい回転のボールを、右足首で勢いを完全に殺してキャッチし、そのまま蹴り返す神業を見せて「映画のようなトラップは何百万もの人々を興奮させる」と海外メディアでも反響を呼んでいた。

 英メディア「スポーツ・バイブル」公式インスタグラムは、「このタッチはなんて完璧なんだ」と反応。さらに、サッカー専門サイト「433」公式インスタグラムが「これより良いファーストタッチを見せてくれ」と動画を引用投稿すると、ムドリク本人が「学校でよく物理学の授業を欠席していたんだ」と返信した。さらに、スコットランド1部ハーツのポルトガル人GKジョエル・ペレイラは、レジスタとして名を馳せた元イタリア代表MFピルロになぞらえ、「ドン・ピルロ」とコメントしている。

 日本では元日本代表MF小野伸二(FC琉球)が“神トラップ”で有名だが、それに負けず劣らずのスーパーテクニックに世界が釘付けとなっている。

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