元レアルMF、新型コロナ研究にAI活用で“社会貢献” 行政機関との協力も視野に

かつてレアル・マドリードで活躍をしたMFエステバン・グラネロがAI活用で社会貢献【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリードで活躍をしたMFエステバン・グラネロがAI活用で社会貢献【写真:Getty Images】

元レアルMFグラネロ、新型コロナウイルスの感染経路追跡に貢献 

 かつてレアル・マドリードなどで活躍した元U-21スペイン代表MFエステバン・グラネロはスペイン3部マルベージャでプレーする傍ら、サッカーのデータ解析会社を立ち上げ、新型コロナウイルスの感染拡大の追跡で社会貢献していることが明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 レアル・マドリードのアカデミー出身で、ジョゼ・モウリーニョ政権ではクリスティアーノ・ロナウドらスター軍団とプレーしたグラネロ。QPRやレアル・ソシエダなどでプレー後、32歳でスペイン3部でプレーしている。

 期待の逸材は5年前にAIでサッカーのデータ解析するオロシップ社を立ち上げた。

「最大の目標はデータで精度の高い情報分析を行うこと。かつては、過去の事象に基づいたものだった。しかし、クラブが選手と契約しようとするとき、将来のパフォーマンスについて考えなければいけない。前後関係を結びつける唯一の方法はAIなんだ」

 グラネロはこう語った。すでにオロシップ社のシステムはスペイン、英国、米メジャーリーグサッカー(MLS)、中国のクラブでもすでに活用されているという。

 選手評価に関する成長性の予想に関しては「90パーセントの成功率。我々と仕事をしているのはデータに強い子供ではない。PhDたちです」とグラネロは語った。そして、オロシップ社はスペインでも大打撃を与えている新型コロナの研究に役立っている。

「ウイルスの影響で、今後どんな状況になるのか、よりいい決断を下さないといけない。AIがあるので、ロックダウン中に何が起こるのか、様々なシナリオをシミュレートすることができる。将来パンデミックにどんな備えをすべきなのか」

 コロナ禍の影響で現在欧州でシーズン延期となっているサッカー界。オランダなど中止に踏み切るリーグも出ている中、オロシップ社はすでに行政機関から連絡を受けているという。

「機密事項だけれど、スペインには各都市に行政がある。彼らはすでに我々にアプローチしている。海外の機構からも、だ。特に南米の国から」

 ヒゲ面から「ピラータ(海賊)」の愛称で知られたグラネロ。今はフィールドで魅せることはできないが、新型コロナ対策に大きく貢献している。

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(Football ZONE web編集部)

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