レアルにも新型コロナの影響…“給与削減”で選手と交渉か 2パターン用意と現地報道

レアル・マドリードが選手たちの給与削減について交渉中のようだ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードが選手たちの給与削減について交渉中のようだ【写真:Getty Images】

選手からの回答待ち、スペイン紙は「48時間以内に合意に達する」と予想

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、スペインのリーガ・エスパニョーラは無期限の延期となっている。この状況にバルセロナの選手が中断期間の給与の70%返上に合意するなど選手側でも動きを見せるなか、レアル・マドリードもクラブと選手の交渉が具体化しているようだ。スペイン紙「AS」が報じている。

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 世界でも屈指の財政力を誇るレアルでもコロナウイルスによる経済危機の悪影響を緩和するための方策を取らざるを得なくなったようだ。サッカーチームやバスケットボールチームなどの選手に、給与削減を提案することになったという。

 スペインラジオ局「カデナ・セール」の情報として伝えたところによると、クラブ側は交渉の選択肢として二つのパターンを用意している。もし新型コロナウイルス危機が収束して2019-20シーズンが再開された場合は12%、このままシーズン中断のまま終了となった場合は20%の削減になる。

 すでにバスケットボールチームはこの提案に合意している模様で、今はサッカーチーム側の反応を待つ状態となっている。ただし同紙によると、選手側も「積極的な対応」をする予定とのことで、48時間以内に合意に達することができると見ている。

 この契約が合意となれば、クラブは従業員の一時的な解雇をしないで済む模様だ。クラブ関係者は「現時点で(トレーニングなどの仕事に戻る)プランは存在していない」と発言するなど、スペインのリーグ再開は難しいと見る向きも多い。

 先日、年俸の全額寄付に賛成の意思を示したドイツ代表MFトニ・クロースらも合意するのか。世界でも五指に入るメガクラブの動向は、他クラブの経営方針にも影響を与えるだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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