スペインリーグ会長が再開時期に言及 最短で5月28日、打ち切り時は1185億円の損失か

リーガのハビエル・テバス会長が再開時期について発言【写真:Getty Images】
リーガのハビエル・テバス会長が再開時期について発言【写真:Getty Images】

無期限の延期措置が取られているリーガのテバス会長が“シナリオ”を公表

 スペインのプロサッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長が新型コロナウイルスの影響で延期しているリーガ・エスパニョーラの再開時期について言及し、最短で5月28日との見解を示した。英公共放送局「BBC」が報じている。

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 スペインでは新型コロナウイルスで深刻な被害が発生しており、3月4日には国内で出されている非常事態宣言を11日から25日まで延長した。リーガも3月11日以降は試合が行われず、無期限での延期措置が取られている。

 テバス会長は非常事態宣言が解除される26日以降までは、各クラブのチームトレーニングを再開させられない状況であることを指摘したうえで、「我々は公式戦の再開についてUEFAとは異なるシナリオを想定している。最も可能性が高いのは5月28日、6月6日、6月28日」だとリーガ復帰の時期について見解を示した。現状では5月末の再開がベストケースになるとの想定だ。

 また、テバス会長は新型コロナウイルスの影響によるリーガの損失についても言及している。このままシーズンが打ち切りとなった場合の損失は、リーガ全クラブで合計10億ユーロ(約1185億円)。残り試合が無観客試合で行われた場合は3億ユーロ(約355億円)、観客を入れて再開できた場合でも1億ユーロ(約118億円)の損失がそれぞれ出ることになるという。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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