元マンUファーディナンド、リバプールDF「世界最高」認定も…選んだ「相棒」は?
ファン・ダイクか、ヴィディッチか? ファーディナンド氏がパートナー論で持論
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクに「世界最高のディフェンダー」と称賛の言葉を贈っている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
2018年1月に当時DF史上最高額となる移籍金7500万ポンド(約94億円)でサウサンプトンからリバプールに移籍を果たしたファン・ダイク。加入からわずか2シーズンだが、昨季はチームのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献し、2019年度のバロンドール投票ではバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次ぐ2位に入り、世界最高のセンターバックとしての評価を確立した。
プレミアリーグでも昨季は惜しくも2位に終わったが、王者マンチェスター・シティと勝ち点1差という熱戦を繰り広げた。新型コロナウイルスによりプレミアリーグは一時中断となっているものの、今季もチームはシティに25ポイントと大差をつけて首位を独走と、素晴らしいシーズンを送っている。
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチは、ファーディナンド氏とともに、名将サー・アレックス・ファーガソンの下でプレミア制覇5回、CL優勝など輝かしい時間を過ごした“仲間”だ。インスタグラムのQ&Aで「最盛期のファン・ダイクとヴィディッチのどちらを選びたいか」と質問された同氏は、このように答えている。
「良い質問だ。でも、私はヴィディッチと答えなえればならないな。なぜなら、彼は私のパートナーだったからだ。彼をカバーしたし、彼にカバーしてもらった」
そのうえで、「ファン・ダイクのことも大好きだよ。間違いなく、今、世界最高のディフェンダーだ。私たちの時代に彼がプレーしていたらどうだったかを見てみたかったけどね。面白いものになると思う。それでも彼はトッププレイヤーだっただろう」と高い評価を与えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)