五輪監督も務めたイングランド代表レジェンドが52歳で衝撃の現役復帰!
イングランド史上最高の左サイドバックがまさかの選手契約
イングランド代表のレジェンドであるスチュアート・ピアース氏が、52歳という年齢で現役復帰を果たしたことを英メディア「BBC」が報じている。
「サイコ」の愛称で知られるピアース氏は、イングランド史上最高の左サイドバックとして人気を博した。A代表通算78キャップを記録。1990年に行われたイタリアW杯ではベスト4進出に貢献したが、準決勝の西ドイツ(当時)戦では1-1で突入したPK戦でキッカーを務め失敗した。96年の自国開催の欧州選手権でもチームはベスト4に進出しているが、PK戦にもつれ込んだ準々決勝のスペイン戦でキッカーを務め、今度はPKに成功。6年前の呪縛から解き放たれたかのように、サポーターに向かって歓喜を爆発させたピアース氏の姿は、大会の名場面の一つとして語り継がれている。
クラブにおいては85年から在籍したノッティンガム・フォレストで大ブレークしたピアース氏は、97年にニューカッスルへ移籍。その後ウェストハムを経て、2002年にマンチェスター・シティで現役を引退した。
1996年から1年間弱、選手兼任でノッティンガムの指揮官を務めたが、引退後の2005年からシティで本格的に監督業をスタートさせた。07年から6年間、U-21イングランド代表を率い、12年に開催されたロンドン五輪では英国代表を率いた。
14年から再びノッティンガムで指揮を執ったが、1年でその座を退いた。そして今年、グロスターシャー州北部シニアリーグ2部に所属するロングフォードAFCからオファーを受け、それを快諾。しかし、その内容は監督就任ではなく、まさかの選手契約だった。
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