14年ぶりのピッチに「ロッカールームだけではない存在感を」

「私はウェルドストーン時代、ノン・リーグからキャリアをスタートさせた。将来ある若い選手たちの夢を実現させる手助けをできればと思っている。願わくば、ロッカールームだけでなく、ピッチ上でも存在感を示したいね」

　衝撃の現役復帰を決断したピアース氏は14年ぶりのピッチを心待ちにするコメントを残した。指揮官のニック・ドー監督は「特別扱いする気はない。それはスチュアート自身が一番よく分かっている」と明言しつつも、戦力としての期待も覗かせた。

　今年4月には53歳を迎える伝説のサイドバックは、終止符を打ったはずの「サッカー選手」というキャリアの扉を再び、そして力強く叩いた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images