久保のソシエダ行き加速!? レアル、神童ウーデゴール復帰へ“3対1のトレード”を視野か
久保、オスカル・ロドリゲス、アルバロ・オドリオソラがソシエダ行きの候補か
レアル・マドリードはシーズン終了後、レアル・ソシエダにレンタル中のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールを呼び戻す意向だとされている。神童復帰に向けて、マジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英を含めて保有権を持つ3選手を“交換要員”として差し出す可能性があるという。スペイン紙「LA RAZON」が報じている。
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2019年夏に名門レアルと契約した久保は、シーズン開幕直後にマジョルカへの1年間のレンタルが決定。昨年11月10日のリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(3-1)でスペイン初ゴールを挙げると、一度はベンチスタートに降格するも再びスタメンの座をつかみ、ここまでリーグ戦24試合で3得点2アシストをマークしている。
レンタル期間満了となった後の動向に関しては、ウーデゴールのレアル復帰に伴い、ソシエダに期限付き移籍となる噂が報じられてきた。記事によれば、両チーム間には“口頭合意”で存在するレンタル延長のオプションがあるが、それを維持しながらウーデゴールを復帰させるべく、久保を含めて複数人をレンタルに出す可能性があるという。
「チュリ・ウルディン(ソシエダの愛称)へのマルティン・ウーデゴールのレンタル移籍は今季で終わるが、ノルウェー選手が来季ドノスティア(ソシエダのホームタウン)のチームで続けるという口頭での約束は存在している。マドリードはこの取り決めを破棄するつもりはなく、レアル・ソシエダとの間でMFを取り戻すことが許されるだけの合意の方策を探っている。そのため、久保とオスカル・ロドリゲスが代償として提示されるかもしれない」
また、記事ではマジョルカで及第点の働きを見せる久保についても言及している。
「18歳のサイドアタッカーはマジョルカで調子を上げてきているとはいえ、来季ロス・ブランコス(レアルの愛称)で居場所を手にするのは難しそうだ。レアル・マドリードは改めて久保をレンタル放出する決定をしているようで、優先順位としてはラ・リーガ・サンタンデール(1部)のチーム。それは、マルティン・ウーデゴールのレアル・ソシエダでの結果から非常に前向きなものとして捉えられている。
奇しくもメレンゲスの優先順位は日本人選手がチュリ・ウルディンへ行くということ。久保とオスカル・ロドリゲスはいずれもウーデゴールと同じポジションでプレーし、ノルウェー人選手が来季ロス・ブランコスへ戻るために提示されることになる。スペインメディア『Okdiario』によると、(アルバロ・)オドリオソラがこのオペレーションに入る可能性もある」
ノルウェーの神童ウーデゴールを来季復帰させるために、3対1の“トレード”の可能性が指摘されているが、果たしてレアルはどのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)