マンUでポグバ&フェルナンデスは共存可能? OB危惧も…「想像性豊かなチーム」に期待
ベルバトフ氏、ポグバ復帰後の同時起用に見解 「スタイルが酷似していると…」
マンチェスター・ユナイテッドのOBで元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフ氏は、今冬に加入したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスと負傷離脱中のフランス代表MFポール・ポグバが、ピッチ上で「共存できるか分からない」と指摘した。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
今冬の移籍市場でユナイテッドに加わったフェルナンデスは、チームの雰囲気を一変させた。スポルティングCPで2年連続ポルトガルリーグ年間最優秀選手に輝き、イングランドに渡った25歳のアタッカーは、初参戦のプレミアリーグ5試合で2ゴール3アシストを記録。デビューからわずか1カ月で、2月のプレミア月間最優秀選手賞を受賞した。
サポーターの心を一気につかんだフェルナンデスだが、この活躍によって生まれた問題点があると語るのは、クラブOBのベルバトフ氏だ。元ブルガリア代表FWは英ブックメーカー「ベットフェア」のインタビューで、「フェルナンデスとポグバが共存できるか分からない」と語り、現在負傷中のポグバが復帰した際の両者の起用法に対し、次のように問題点を指摘した。
「フェルナンデスはすぐにユナイテッドの中で影響力のある選手になったね。チームメートはボールを持ったら彼を探している。なぜなら、彼が魔法をかけられることを知っているからだ。彼はユナイテッドでプレーしていて嬉しそうだ。彼がこの形で続けられることを願っているよ。
ただ、ポール・ポグバのファンの私としては、彼にユナイテッドに残ってほしいんだ。彼にとってそれがベストだと思うし、彼がフェルナンデスとどのように絡めるのかを知りたい。時々サッカー選手は、あまりにもスタイルが酷似していると共存できないものだからね」
一方でベルバトフ氏は、「フェルナンデスとポグバが同じ中盤にいるけど、今回はそのようなケースにならないと願っているよ。ユナイテッドは来季、またはそれより早く、対戦相手を驚かせるような非常に想像性豊かなチームになる可能性があるんだ」と語り、両者の共存によってさらに強力なチームになれると信じているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)