エジルやオーバメヤンも? アーセナルの「今夏放出候補6人」を英紙予想
来季の復権に向けて戦力刷新が重要なテーマに…
アーセナルは今年1月、ミケル・アルテタ監督を新たな指揮官として迎え入れた。ビッグタイトルやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得など、来季以降の復権を狙う同クラブにとって、今夏の戦力編成は非常に重要なテーマの一つとなる。そうしたなかで英紙「デイリー・ミラー」は、同クラブの放出候補として6人の選手を挙げている。
まず、最初の放出候補として取り上げられたのは、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンだ。主将を務め、今季はプレミアリーグで26試合17ゴールを記録しているが、現在リーグ9位のアーセナルが来季のCLやUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に失敗した場合、以前から同選手に興味を持っていると噂されていたバルセロナやレアル・マドリードが獲得に動くことが考えられるため、引き留めは困難だろうと、同紙は分析している。
また、元ドイツ代表MFメスト・エジルもチームを去ることになるかもしれない。2013-14シーズンからアーセナルに在籍し、同クラブの攻撃を牽引してきたが、今季はここまでリーグ戦18試合に出場してわずか1ゴール2アシストという結果しか残せていない。週給35万ポンド(約4500万円)を得ているチーム一の高給取りであることからも、放出するのであれば今季終了後が最適のタイミングだとクラブは考えているという。
その他にはギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロス、MFエインズリー・メイトランド=ナイルズ、MFマテオ・ゲンドゥージ、現在ローマにレンタル移籍中のアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンについても、チーム編成の“構想外”として放出されることになると予想している。
シーズン途中から指揮を託されたこともあって、目下アルテタ監督は現有戦力での戦いを余儀なくされている。しかし自身のアイデアをピッチ上により明確に反映させるために、来季は大幅な戦力の入れ替えを要求することも考えられる。そのため、来季に向けたアーセナルの動きは、今後さらに関心を集めていくことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)