レアル、ジダン監督と緊張関係の71億円FWが心機一転の移籍か ナポリが獲得を検討
大ブレイク後にレアル加入のFWヨビッチ、プレー時間が限られるなかで移籍話が浮上
イタリア・セリエAのナポリが、ジネディーヌ・ジダン監督から“忘れられた”レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ獲得を検討していると、英紙「デイリー・メール」が伝えている。
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ヨビッチはフランクフルトでプレーしていた昨季に大ブレイク。2018年10月に行なわれたデュッセルドルフ戦では1試合5得点の離れ業を成し遂げるなど、2018-19シーズンは17得点を決めてブンデスリーガ得点ランキング3位となった。
その活躍を受け、昨夏に総額6000万ユーロ(約71億円)でレアルと契約。しかしブンデスリーガ時代の輝きを放てず、3540分の出場機会のうち、実際にピッチに上がったのはその約22%のわずか770分間のみ。病気や故障もないにも関わらず、プレー時間はチーム内で19番目と順位は低い。
昨シーズンは公式戦48試合で25ゴールを記録したヨビッチだが、今季は2ゴール2アシストで元フランス代表FWカリム・ベンゼマに代わるジダン監督のファーストチョイスにはなれていない。これに加え、バルセロナとの伝統の一戦である「クラシコ」とレアル・ベティス戦でメンバー外となったことが、ジダン監督との関係をさらに緊張させたと見られている。
また同記事では、ヨビッチの代理人を務めるファリ・ラマダニ氏が、ナポリのスター選手であるセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、セルビア代表DFニコラ・マクシモビッチ、ドイツ代表MFディエゴ・デンメの代理人を兼任していることも、ヨビッチのイタリア行きの助けになるのではないかとの見解を示している。
レアルでは期待されたような活躍を見せられていないヨビッチ。心機一転、イタリアで復活を目指すことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)