アーセナル監督が新型コロナ感染「体調が悪くなった後…」 練習施設を閉鎖で消毒へ
アルテタ監督が陽性反応で自主隔離、イングランドで新型コロナ急速拡大
アーセナルは12日、ミケル・アルテタ監督が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示したと発表した。これに伴い指揮官は自主隔離の措置が取られ、感染拡大を防ぐためにトレーニング施設も閉鎖となる。
新型コロナウイルスの脅威がイングランドでも急速に拡大している。12日にはプレミアリーグのあるクラブで3選手に感染の兆候があると各メディアで一斉に報じられ、その直後にそれがレスター・シティであると発覚。さらに、マンチェスター・シティのフランス代表DFバンジャマン・メンディの家族も感染の疑いが出たことから、自主隔離の措置が取られたばかりだった。
アーセナルはアルテタ監督がウイルスの陽性反応を示したことを受け、濃厚接触の疑いがある選手やファーストチームの選手たちにも隔離措置を取ると発表。練習施設は閉鎖され、消毒作業が行われるという。
また、アルテタ監督は公式サイトを通じて、以下のように発表した。
「本当に残念なことだが、体調が悪くなった後に検査を受けた。許可が降り次第、すぐに仕事に戻るよ」
アーセナルは先日、UEFAヨーロッパリーグで対戦したオリンピアコスの会長がコロナウイルスに感染していたことが発覚。その後、予定されていたプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦が延期となっていた。
イタリアやスペインなどではリーグ戦の中断が決まったが、プレミアリーグでは中断ではなく、無観客で開催される可能性が報じられていた。
しかし、複数クラブで選手や関係者の感染者が相次いでおり、新たな対策を施す必要性がありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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