レアル、バスケ部門にコロナ感染者発覚で練習施設を閉鎖 17日のCLシティ戦に影響か
バスケ部門と練習施設を共有するため、サッカーのトップチームも隔離措置が決定
スペイン1部のリーガ・エスパニョーラは新型コロナウイルスの影響により、2週間の中断が決定。また、名門レアル・マドリードではバスケットボールチームから感染者が出た影響で、施設を共有するサッカーのトップチームの選手にも隔離措置が取られることが決まった。
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スペインでは10日に1部と2部リーグすべての試合で今後2週間は無観客試合で開催すると決定していた。しかし、感染がさらに拡大している影響から、無観客での開催も見送られ、最低でも第28節と第29節の試合が延期となる。
ただ、事態はさらに悪化の一途を辿っているようだ。スペインの名門レアル・マドリードでは、バスケットボールチームから感染者が確認された。
これによりレアルの練習施設は閉鎖。サッカーチームも施設を共有していることから、濃厚接触の疑いがあるバスケットボールとサッカーチーム両方の選手、関係スタッフ全員に隔離措置が取られることになった。
リーガが正式に2週間の中断を発表したが、17日に行われるUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16第2戦、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードの開催可否にも影響を及ぼしそうだ。
すでに4月3日まであらゆるスポーツイベントの開催が見送られることになったイタリアでは、ユベントスのイタリア代表DFダニエレ・ルガーニが陽性反応と発覚。今月8日にユベントスと対戦したインテルは無期限の活動停止を発表している。
ドイツでも日本代表MF原口元気所属のハノーファーでDFティモ・ ヒューバースの感染が確認されている。欧州では主に延期や無観客での対応が取られていたが、試合開催事態が困難な状況となりつつあるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)