レアルで不遇のベイル、ウェールズ代表の英雄監督が擁護 「素晴らしいし、完璧だ」
ユナイテッドで活躍し、現在ウェールズ代表を指揮するギグス監督がベイルについて言及
ウェールズ代表の指揮官を務めるライアン・ギグス監督は、レアル・マドリードで出場機会が少なくなっている同代表FWギャレス・ベイルについて言及し、「彼の代表での仕事は素晴らしいし、完璧だ」と改めて信頼を強調した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今年の6月に開催される欧州選手権(EURO)2020の予選をグループ2位で突破し、2大会連続の本大会出場を勝ち取ったウェールズ。そのチームの主将を務めるベイルは、今季レアルで度重なる怪我などもあってなかなか出場機会を増やすことができていない。
この状況を心配しているのが、代表チームの指揮を執るギグス監督だ。かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたレジェンドは、「我々と一緒にいる時は、彼はすべての試合でプレーする。彼は我々にすべて与えてくれるからね」と語り、ベイルがチームで唯一無二の存在であることを主張。そのうえでEURO2020に向けて、ベイルがいかに重要な選手であるかを説明した。
「(ベイルに)今後数週間で何が起こるのかを知ることは難しい。それはすべての選手がそうだ。なぜなら各選手がEUROの前にどれくらいプレーするかが分からないからだ。ベイルはビッグクラブにいて、そこでUEFAチャンピオンズリーグを優勝している。私が言えることは、彼がウェールズ人として成し遂げたことは素晴らしいことであり、それはピッチ上だけには限らない。ピッチ外では、彼はリーダーなんだ。それをチームメイトは知っているよ」
ベイルがウェールズ代表でプレーする時は「彼の代表での仕事は素晴らしいし、完璧だ」と説いたギグス監督。ベイルはEUROでもウェールズ代表を勝利に導くことができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)