アーセナル、EL敗退でプレミアも苦境… 指揮官“トップ4”は「かなり難しい」
ELもベスト32で敗退 「なぜ勝ち上がれなかったのかを理解させなければ」
アーセナルは現地時間27日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のラウンド32でギリシャの名門オリンピアコスと対戦し、アウェーゴールの差で敗退が決定。指揮官のミケル・アルテタ監督はこの失意の敗退後、プレミアリーグについても消極になっている様子を見せた。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
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アーセナルは敵地でのファーストレグに1-0で勝利しており、優位な立場で試合を迎えた。しかし、後半8分に左CKからDFパプ・アブ・シセにヘディングシュートを決められ、同点に追いつかれてしまう。
試合は90分では決着がつかずに延長戦に突入。延長後半8分にはオーバメヤンが豪快なバイシクルシュートを決めて、勝ち越しに成功したものの、終了間際の同14分にモロッコ代表FWユセフ・エル=アラビに得点を許してしまい、合計スコアは2-2に。そのまま試合はタイムアップとなり、オリンピアスがアウェーゴールの差で逆転でベスト16に駒を進めた。
プレミアリーグでは現在勝ち点37で9位のアーセナル。EL敗退後、リーグ戦で来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られるトップ4フィニッシュの難しさを聞かれたアルテタ監督は、「かなり厳しい。なぜなら、順位表を見ても、我々は自分たちの目標から程遠い。しかし、戦い続けなければならない」とコメント。
そして、「今、最も重要なのは、ロッカールームで気持ちを強く持つことで、前に進み続けなければならない。まず私は彼らに試合で何が起きたのか、なぜ勝ち上がれなかったのかを理解させなければならない」と語った。
このELは苦しい時間が続くアーセナルにとって、来季のCL出場権を手にするためのチャンスだったが、残念ながらその道も閉ざされてしまった。痛恨の敗退となったが、チームはモチベーションを維持して戦い続けることができるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)