乾貴士、敵地カンプ・ノウでのバルサ戦“衝撃ボレー”2発に再脚光 「忘れられない試合」
2016-17シーズン最終節、豪快な左足ボレーを2本突き刺してリーガの歴史に名を刻む
スペイン1部エイバルは、現地時間22日のリーガ・エスパニョーラ第25節で2位バルセロナと対戦する。敵地で格上相手に挑むことになるが、リーガ公式ツイッター英語版はMF乾貴士が3年前の同カードで決めた左足ボレー2発を「忘れられない試合」と回顧している。
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2015年にフランクフルトからエイバルへ渡った乾は、これまで激しいポジション争いを強いられながら、異国の地でコンスタントに出場を重ね、今季でスペイン5年目を迎えている。
乾で語り草となっているのは、2016-17シーズン最終節のバルセロナ戦だ。敵地カンプ・ノウで行われた一戦で先発すると、前半7分に右サイドのアーリークロスに対して大外を走り込み、左足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺さぶった。
乾の勢いはとどまらず、後半16分にはFWセルジ・エンリキの浮き球パスに走り込んで再び左足ダイレクトボレー。ワールドクラスの守護神へと成長したドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの守るゴールマウスを再び打ち破った。
試合はその後にバルサの猛攻に遭い、エイバルは2-4と敗れたが、バルサ相手の日本人初ゴールという偉業は鮮烈なインパクトを残すものとなった。
リーガ公式ツイッター英語版は、22日に同カードが行われることもあり、乾のスペインでのベストゲームと言っていい一戦を映像付きで振り返っている。
「バルサ戦で2ゴール」
「カンプ・ノウで得点を決めた史上初の日本人選手」
「タカシ・イヌイとエイバルにとって忘れられない試合」
現在のバルサはウルグアイ代表FWルイス・スアレスやフランス代表FWウスマン・デンベレが負傷で長期離脱を余儀なくされている。再び名門バルサを相手に乾がゴールを決めて襲いかかるのか、カンプ・ノウでのプレーに期待が集まる。