「非難すべき人種差別」 “咳をした”韓国代表エースへの悪意ある言葉を海外糾弾

コロナウイルスの影響で差別被害を受けているトッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】
コロナウイルスの影響で差別被害を受けているトッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】

ソン・フンミンに対し、一部の心ないファンが新型コロナウイルスと絡めて揶揄

 中国・武漢で発生した新型コロナウイルスが世界を震撼させているが、東南アジアメディアは現在アジア最高の選手と評されるトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、「新型コロナウイルスによる人種差別の犠牲者になった」と取り上げている。

 新型コロナウイルスは中国国内だけでなく、アジア、そして世界へと拡大している。サッカー界にも影響が出ており、今冬に中国1部上海申花からマンチェスター・ユナイテッドに加入した元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロは、新型コロナウイルスによる入国規制の影響で、スペインでのキャンプに参加できずにいる。

 そうしたなかベトナムメディア「Zing」は、韓国紙「世界日報」の記事を引用しながら、トッテナムがプレミアリーグ第25節マンチェスター・シティ戦に2-0で勝利した試合後、得点を記録したソン・フンミンが試合後のTVインタビューを受けた場面で、軽く咳をする姿を振り返っている。

「質問に回答している際、この韓国人は二度咳をしたが、その姿をファンは見逃さず、『コロナウイルスはすでにトッテナムに潜伏している』『ソン・フンミンは新型コロナウイルス発症を体現している』と悪意のあるコメントを送っている」

 同メディアはソン・フンミンについて「ずっとロンドンに滞在していたので、中国や武漢の影響はなんら関係ない」と説明したうえで「アジア人という理由だけでコロナウイルスの感染者と見なされる。これが非難すべき人種差別なのは間違いない」と指摘。猛威を振るうパンデミックは、サッカー界にも暗い影を落としている。

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(Football ZONE web編集部)


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